2021年があけ、まもなく1ケ月が過ぎようとしております。

みなさまはどんなお正月をお過ごしになられましたか?

私は、毎年、おせち料理をお重に詰めることから新年が始まります。作るものは家族の好きな物ばかりなので変わり映えはしないのですが…(笑)。それでも、楽しみにしているという言葉を聞くと張り切って作ってしまいます。それぞれ好きな飲み物と乾杯をして、お雑煮とともにゆっくりとお正月のお料理を楽しむ。いつもお重に詰め過ぎたかなぁと思いつつも、完食してくれる父娘。

『あぁ~今年もこの二人の笑顔のために美味しいもの作ろう。』

と思うわけです。

1月は、新規の生徒さんがいらっしゃいました。お一人は、パートナーと同棲中の20代の方。お料理はするものの何だか味が定まらないというお悩み。もぅ一人の方は50代のお母様。とても笑顔と信念をもった生き方が素敵な女性でした。今まで子育てに夢中で蔑ろにしていたお料理を見つめ直したいというお話。『炒める』『焼く』というワンパターンな調理になりがち。でも、それは仕方ないことだと思いました。意外とね、育児して家事してって忙しいと日々に流されがちです。それでも、時間に余裕ができた今こそ、もぅ一度自分の食生活を見直したいとレッスンにお申込み頂きました。

無理をしてお料理をすると、どうしても面倒であったり身構えて続かないことがあります。苦手意識をもっていたら尚更です。今は、お総菜もレトルトも豊富にありますからね。

家庭料理の良さというのは、食べてくれる人の事を思い作ることだと思います。まずは、出来ることからやってみる。そんな軽い気持ちで良いんです。2時間のレッスンの中でお話をしながら、アッという間に作れるとみなさま驚かれるけど…きっと、コツやヒントさえ掴めば誰しもが出来るようになると思います。まずは、作りたいもの。食べたいものから始めませんか?圧力鍋やフードプロセッサーを使って、時短や手抜きをしながら自己流の家庭料理。

誰かの笑顔の時間のお手伝い。

その信念のもとみなさまと楽しいレッスンが出来たら本望です。2021年もどうぞよろしくお願い致します。2月のレッスンも更新いたしましたので、お気軽にお問合せ下さい。

『小さなキッチン』よこやさとみ